ジェクタスの事業紹介

感染症に対する組換えタンパク質性ワクチン開発事業

本事業が弊社の事業お中核をなすもので、主に、豚や鶏などの家畜の感染症を予防するワクチンの開発に取り組んでいます。弊社は弱毒化・不活化ワクチンなど、従来型のワクチンではなく、遺伝子工学的に創り出した組換えタンパク質に独自の分子デザインを施した特許性の高いワクチンを開発しています。例えば、これまで次のような動物用のワクチンの開発に成功しています。

豚の浮腫病を予防するワクチン

特許第6172582号(日本国)、US 9,701,724 B2(米国)

産卵低下症候群(EDS)予防ワクチン

PCT/JP2015/057657;WO2015163037


アジュバント(免疫賦活物質)開発事業

本事業は弊社の事業の中で2番目に重要な地位を占めるもので、アジュバントはタンパク質性ワクチンにとって不可欠なものです。アジュバントとは、ワクチン抗原と混合することで、ワクチンの効果を高める機能をもつ物質の総称です。既にヒトや動物用ワクチン製剤に使用されていますが、その数や種類が限定的なため、新しいアジュバントが求められています。弊社は沖縄の地の利を生かし、利琉球列島近海とその島々に生息する水生・陸生動植物や微生物などの生物資源から新たなアジュバントとなる物質の探索と開発を進めています。


抗体医薬開発事業

本事業では抗体医薬となるモノクロナル抗体の開発に取り組んでいます。モノクロナル抗体は、ひとつの標的のみを認識し結合するため、生体内に入った異物(毒素や病原体など)に対する特異性が高いだけではなく、副作用のリスクも軽減できるというメリットがあります。モノクロナル抗体は、1種類のB細胞が造る1種類の抗体分子のことで、安全かつ効果的な医薬品として様々な病気の治療などへの応用が期待されています。


イムノクロマト(ICT)等診断薬開発事業

本事業は感染症の簡易迅速検査キットの開発に取り組んでいます。ICTは市販の犬のフィラリア症検査キットなどに用いられている検査法で、弊社ではどこでも簡単に検査できるペットの感染症検査キットの開発も進めています。まだ、ハブなどの毒蛇に咬まれた時、どの種類の蛇か即座に判断し、医療従事者へ情報提供できるような検査キットの開発も進めています。